内省と懺悔室

好きな人に振られてからずっと、自己嫌悪の沼の底にいた。


自分で自分が嫌いで、駅のホームっ電車を待ってる時に
「このまま知らない誰かが自分の背中を強く押してくれたら、楽に死ねるだろうな」
みたいなことを線路を眺めながら考えたりもした。

 

とある日、よく行くスナックで「自分が嫌い」みたいなことを相談してみた。

振られたことは伝えずに。

 

返ってきたた答えを要約すると、「自分を認めてあげることが大事。かと言って開き直る事とは違うし、認められるような自分になる努力はしなくちゃいけない。」との事。

 

今まで、自分に自信がないからか、他人から自分を幸せにしてもらおうだなんて考えてて、
でもそれって結局自分で幸せになる努力を怠ってたに過ぎなくて、
自分の人生は自分でしか良くできないってことに気付くのにだいぶ時間がかかったなぁ。


挙句の果てに大事な友達まで失くしちゃって。

 

自分が幸せにならないと人を幸せにできないってことの意味がやっと心の底から理解できたような気がした。


それに気付けたから、今は自分の思う範囲で自分の人生を良くしてこうと思う。
その中で、またあの子と巡りあえたらいいな。

 

友達が言っていた「スナックって教会みたいなもんなんだね」って言ったことは、

確かに言い得て妙だった。